最初の説明


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2023年4月14日

EF62 総天然色プロジェクト

がEF62を撮影していた時期は1980年代でした。まだフィルムカメラしかない時代です。当時はモノクロフィルムばかり使っていましたが、これは記録として長期保存するならモノクロでというのが当時の常識だったのと、フィルムが安価で自分でも現像が出来ることでした。品名でいうとコダックのトライXやフジのネオパンです。カラーはリバーサルとネガがありましたが、リバーサルは露出が難しいのとフィルムも現像も高価で学生の身分には厳しかったです。また、ネガは経年劣化による変色があるので、結局のところカラーによる撮影はほとんどしませんでしたが、今になってとても悔やまれることが多いです。

モノクロからカラーに変換出来たらなぁ~と長年思っていたところ、ここ数年でAIによるモノクロのカラー化が出来る技術が開発され、個人でも簡単にカラー化が出来るようになったので早速試してみました。

使ったのは画像編集アプリとしては著名な「Adobe Photoshop」です。web上でもファイルをアップロードすれば無料でカラー化してくれるサイトがいくつかありましたが、PhotoshopはAIで画像の傷を自動で消す機能も付いていたのでこちらを使うことにしました。
さて、Photoshopの入手ですが、昔は箱にCDとプロダクトキーが入って結構高価で販売されていましたが、現在はダウンロードの月額使用料金制(サブスク)になっているようです。料金プランはいくつかあったのですが、Photoshopだけ使えればいいのでフォトプラン(月額1078円(税込)2023年4月現在)にしました。月額制でも短期だけ使うのであればこのPhotoshopが安価に使えて助かります。

では早速スタート!
EF62
元画像

EF62
カラー化後
ちゃんと青は青と認識されたようですが、全体的にちょっと薄い感じです。モノクロのままのところもあります。カラー化した後、そのまま色味の調整が出来るのでやってみます。
EF62
調整後
それっぽくなりました。不自然なところや、カラー化されていない部分もありますが、ここまでになれば私的に十分です。
EF62
元画像

EF62
カラー化後
あれ??茶色になってしまいました。たしかに機番は違いますが茶色の時代もありましたが‥。茶色の部分を青15号に変えてみます。青15号のカラータグはネットで調べたところサイトにより若干値が違うようですが、公開されていました。とてもありがたいです。
EF62
修正後
見慣れた姿になりました。最初からカラーで撮ったと言ってもいいくらいでしょうか。

EF62
元画像

EF62
カラー化後
機関車の青だけ若干修正しましたが、背景、田んぼや雑草、樹木、貨車などはAIによる処理のままです。とてもモノクロから変換したものとは思えないほど自然な仕上がりです。

塗り絵と言ってしまえばそれまでですが、すごい時代になりました。本当にその色だったかの真偽はわからないので、学術的なことには使えないかもしれませんが、趣味で楽しむには十分だと思いました。



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