最初の説明


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2020年8月17日

EF62 52~54 ランボードの秘密と謎の装置!?のこと(その3)

 主抵抗器環風装置ですが、主抵抗器を冷却している冷却風の一部を機械室に戻すというものです。こう書くと簡単なのですが、この装置の全容が未だによく調べ切れていません。この装置の存在を知った当初は、たぶん機械室内の主抵抗器を覆っているカバーの一部に窓のようなものを付け、そこを開けて環風しているものと思っていました。しかし実際は違っていたようです。手元にある断片的な資料と、数年前に概要が記載された資料を見つけましたので掲載していきたいと思います。

それによると、どうやらその装置は屋根上の排風口の前にあって、一旦車外に排出された風をもう一度機械室に導き込むというもののようです。とても原始的というかアナログ的な装置の様ですが、屋根上にあるとすれば目立ちそうな気がします。
しかし、80年代当時の52~54号を見ても屋根上にそのような装置らしきものは見当たりません。
ただ、この3両の排風口(山側)の前には、他のEF62に無い特徴を見ることが出来ます。

EF62 52
52号
【撮影年月日】1984/08/31
排風口の前に何か突起物が見えます(黄色〇印)
EF62 53
53号
 【撮影年月日】1984/08/25
 これが一番よくわかります

EF62 54
 54号
 【撮影年月日】1983/12/13
 見えづらいですが、54号にもあります

画像は全て1エンド側から撮ったものですが、3両ともランボードのある肩の部分から、L字型の爪のような突起物が出ています。他のEF62には見当たりません。なんでしょう??これ??
これが主抵抗器環風装置なのでしょうか?

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