最初の説明


『青い回顧録』へようこそ。
このブログでは、国鉄直流電気機関車EF62を中心に、画像、車歴、機器構成、運用、業務資料、鉄道模型などを、個人で収集・調査した資料をもとに記録しています。あわせて1980年代の長野地区の鉄道や鉄道模型についても掲載しています。
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2020年7月3日

EF62 機関車の向き 信越線

模型をやっていると気になるのが機関車の向きです。
篠ノ井、高二時代のEF62の向きは、EF62同士の総括制御やEF63との総括制御があったため、向きはきちんと固定されていました。
1エンドが上野向き2エンドが直江津(新潟)向きでした。

スカートに付いていた各エアホースと電暖ジャンパー栓は画像の通りです。
EF62 機関車の向き
1エンド側
左から
 電暖ジャンパーケーブル
 元ダメ管ホース
 釣り合い管ホース
 ブレーキ管ホース 
EF62 機関車の向き
2エンド側
左から
 電断ジャンパーケーブル
 ブレーキ管ホース
 釣り合い管ホース
 元ダメ管ホース

元ダメ管ホースと釣り合い管ホースは総括制御時につなぐのですが、海側山側という表現で言えば山側になります。

この規則が崩れたのは田端へ転属になってからのことでした。転属当初の田端ではEF62の向きが要注意だったことは全く気にしていなかったようです。
これは現場の方から聞いた話なのですが、首都圏の複雑な経路で方転したEF62がそのまま長野へ向かった時のこと、下り列車は問題なくヨコカルを通過しましたが、帰路軽井沢まで戻ってきてEF63を連結した時にあれ!?山側にホースが無いってことになったそうです。
(EF63と総括制御ができないため峠を下れない)

この時はEF63の本務機の1エンド側のホースを外して代用したそうですが、それ以来、田端のEF62は2エンド側の山側(助手席側)にもホースを装備し両方にホースのあるスタイルになったようです。(これで向きが変わっても大丈夫。1エンド側は昔通りの助手席側のみでした)
2エンド側の機関士席側ホースはEF62同士の総括制御運用がない田端では不要でしたが外されませんでした。

ちなみに碓氷峠鉄道文化むらに保存されているEF62は、1号が昔ながらの1エンド上野向き、54号は2エンド上野向きの逆向きになったままで保存されています。

EF62 機関車の向き
EF62 54 1エンド
元ダメ管ホースと釣り合い管ホースは助手席側のみ

EF62 機関車の向き
EF62 54 2エンド
元ダメ管ホースと釣り合い管ホースは両方



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